お局に目をつけられたと自覚した日①
今の会社に入社して7月で3年を迎えようとしているぽむぽむです。
お局に目をつけられてしまったのは、さかのぼること1年半前でしょうか。
何をした、ということではありません。それは、急に始まりました。
高時給に惹かれて就職したのが運命
大学を卒業するまで私はアルバイトを掛け持ちで3つ行っていました。
初めてのアルバイトということもあり、社会勉強をたくさんしたいという理由から3つとも業種が違う仕事についていました。
今思うととても人がいい職場についていたんだという感想に落ち着くのですが、皆さん優しく教えてくださり、間違いをみんなで正すという環境で働いていました。
また、奨学金を借りて進学した私は、悪い言い方をすると借金の返済に大変な日々を過ごしていたため、安月給の職場では生活が難しく感じることが多くありました。
そんなとき、高時給のパートの求人を見つけたんです。
地元で高時給となると、真っ先に考えるのは「生活の余裕」についてです。
カツカツしなくていい、服も買える、少しお出かけもできる、やはり高時給は夢でしかありませんでした。
ということもあり、安易な考えでその会社に就職してしまったのでした。
優しかったリーダー。のはずが・・・
その職場で一番最初に出会ったリーダーは、私に対して優しく教えてくださりました。
本当に1から10まで私が覚えるまで根気強く詳しく。
ああ、とてもいい人に出会ったな
というのが最初の印象でした。
理不尽に怒られたときもかばってくれましたし、体きつくない?と心配してくださりもしました。
このリーダーのために早く一人前になって助けてあげたい、力になりたい、戦力になりたい
そう思い最初の頃は必死に頑張りました。
それって当たり前ですよね?😀
今思うと、こんなに親身になってこれていた人が豹変したのはなぜなのか、その理由を私はいくら考えても理解することができていません。
一人前になると豹変したリーダー
私が努め始めて半年が経ちました。
新人は頭に目印として黄色いバンドを付けることが義務付けられていますが、一人前と社員さんに判断されると取り外していい許可をいただきます。
私は幸い覚えが早かったためか比較的早い段階で黄色いバンドを外すことが許可されました。
それは本来であれば嬉しいはずです。
ですが、この黄色バンドをとったその日から、周りの態度も少しずつ変化が起こり始めます。
私の担当部署は機械の部品を作るラインに配置しており、私とリーダーを含め12人で作業を行っています。
私自身も仕事に慣れてくると自分のラインのメンバーの名前や性格を把握し始めます。
仕事を覚えてくると話しかけてくれる方も多くなってきますし、仕事の指示もだいぶ理解できてきた頃、急にリーダーが私に言います。
「もう新人じゃないんだから責任はもって仕事をすることね」
私の頭の中には一瞬「?」が浮かびました。
責任を持つ?あれ、私は今まで責任を放棄したことがあるだろうか?
いや、これからのことを言っているのかもしれない
と自己理解に努めその時は「はい、がんばります」と返事を返した記憶があります。
その後もリーダーは続きます。
「仕事ができるようになったら周りを手伝わないとだめよ」
「余裕があるならもっと周りを見なさい」
「あなたゆとり世代なの?」
と、なんだかつっかかるような言い方をされることが多くなりました。
わたしがもっと頑張らないとだめだということなんだな、という解釈をした私は、リーダーの期待に添えるようにひたすら頑張っていました。
自分の仕事内容の他に2人分ぐらいの範囲をカバーする日もあり、仕事が終わると食べる気力もわかないぐらいぐったり疲れた日もありました。
体力がないなぁ、と感じていた私はまだ純粋だったんですね。
お局に目をつけられたと自覚した日②に続く…